投資に対するネガティブな思想
私は約10年前、大学に入学して間もない頃から株式投資を始めた。自分の手で資産を増やしていかなければならない時代がこれから一生続くと思ったからだ。 私自身、投資で人生が変わったし、若いうちに経験ができて良かったと思っている。日本人にはあまり投資という発想がないように思える。
お金を増やす方法は、
- 仕事
- 貯金
- 副業
の頭しかない。
死ぬ気で残業してお金を稼ぐか、節約してコツコツお金を貯めるか、仕事を掛け持ちして収入を増やすか、この3つの選択肢しか持っていない。

しかし、この方法では限界があるし、非常に非効率である。お金自ら働いてもらうべきだと考える。
おそらくだが、投資に対してネガティブな印象を抱いているのだろう。大損するかもしれない、負けたら人生棒に振る、ギャンブル性が高い、などの理由だろうか。
確かに間違ってはいないが、下手くそな投資家の「FXで1000万負けた!」とかいう情報が出回るからだと思うが、それはやり方次第である。
ある程度、投資の勉強をして、自分の身の丈に合った投資を行えば、大きな危険はなく、むしろお金を効率的に増やせることを覚えておいてほしい。
この資本主義社会において、ノーリスクでコツコツ増やす精神では、高確率であなたの老後は悲惨なものになる。
超低金利時代に知っておくべき現実
今の時代、預貯金でお金を増やすことはできない。これは、皆さんもよくご存知の通りだと思う。
現在の銀行の定期預金金利は0.01%程度であり、1000万円を30年間預けたところで3万円程度にしかならない。ゼロ金利政策がはじまったのが1999年だとするとすでに20年経過している。
これだけ長期に渡って超低金利時代となれば、預貯金は資産運用にシフトすると思うが、日本においては、そうはいっていない。預貯金割合が、アメリカでは約1割、ヨーロッパでも3割程度であるのに対し、日本は5割にとどまっている。この差を「国民性の違い」という一言では片づけられない。
1985年くらいまでのアメリカにおける投資割合は、現在の日本と同じ程度であったという。1990年代に入ってから、急激に株式や投資信託の保有割合が急増している。要因はいろいろあるものの、ここでは割愛するが、今後豊かな生活を送っていきたいのであれば、日本もアメリカにフォローしていく必要がある。
1980年代には日本の定期預金金利は5%を越えることもあった。1000万円を複利5%で30年間預ければ、税金を考慮しなければ単純計算で4000万円を超えていたのだ。
日銀は物価上昇の目標を2%としているが、もしあなたの預貯金1000万円の価値が毎年2%ずつ減少していくと、30年後には500万円足らずの価値しか持たない。少し大げさに表現したが、インフレが金の価値を目減りさせることには違いない。
長期的な目線での資産運用において、金利が持つ意味というのは非常に大きい。本質をしっかり理解していくことが、効率的に資産を育てる第一歩になるに違いない。
投資に少しでも興味を抱いている方へ
これから投資関連の記事を増やしていこうと思っているので、読んで頂ければと思う。
既に投稿した記事の中でFXについて載せたので、参考までにリンクを貼っておくが、正直投資初心者の方がいきなり手を出すにはハードルが高いので、まずは参考程度に読んでいただければと思う。と言いつつも少額投資ならリスクも少ないので、勉強にはもってこいえだと思う。
この記事を読んで少しでも投資を始めてみようと思われた方がいらっしゃるなら幸いである。
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