バンクシーの作品が手に入る?WCPについて解説

バンクシーの作品が手に入る?WCPについて解説

神出鬼没の正体不明のアーティスト

バンクシーといえば、世界中の街角、壁などをキャンパスに見立てて、突然絵を描く神出鬼没の正体不明のアーティスト。

社会問題を皮肉ったユーモア溢れた風刺画作品を発表するバンクシーは、作品が発表されるたびに、世界中の注目を浴び、彼?彼女?の作品は、数千万円から数億円単位で取引されています。
インスタグラムも約1,200万人ととんでもないフォロワーを誇っていますし、バンクシー展をひらけば数百万人の動員数を記録します。

一方で、ここ数年はあまり活動を見せてこなかったバンクシーですが、ウクライナの戦争に合わせてウクライナ現地に作品を作ったり、ウクライナへの支援のために5,000ポンド(約90万円)で50枚限定で作品を販売し、売上金をウクライナの支援にするプロジェクトを発足したりなど慈善活動も目立っていますね。

そんなバンクシーですが、その高い人気がゆえに、巷では高額な偽物作品が出回っているという状況も発生しています。
作品を見慣れていたり、ある程度知識があれば、騙されることはないのですが、知識がない人にとっては、あまり違いが分からず、気付かぬうちに騙されてしまってるなんてこともあるかもしれません。

そんなバンクシーの作品を手軽に入手できる方法として、WCPのリプロダクション作品をご紹介します。

実は裏でバンクシーが絡んでるかもしれないWCPの存在

WEST COUNTRY PRINCE(ウェスト カントリー プリンス=西の国の王子様???)という会社(通称「WCP」)が、バンクシーの初期と同様の手法で、複製作品(リプロダクション)を制作しているのですが、世界中のコレクターから彼らの技術力が非常に高く評価されております。

先日、渋谷でもこのWCP展が開催されていたので、私も行ってみたのですが、非常に多くに来場者数が来ており、大盛況で売り切れになっている作品も多く見受けられました。
金額も数万円〜数十万円なので、非常に購入しやすい金額であることは間違いありません。

このWCPの作品は、作品の裏側に赤いインクでネズミのマークと共にWCPと記載されているスタンプがついています。
このスタンプのモデルになっているネズミはバンクシーの作品を象徴する生き物ですね。

なお、バンクシーは偽物を購入してしまった人が、悲しむのが嫌なのか、バンクシーが偽物駆除のために正式に設立した機関であるPest Control Office(害虫駆除機関)が発行しているCOA(=Certificate Of Authenticate)という証明書がついている作品以外はすべて偽物だと本人が言っているので、購入を検討する際はCOAの有無を必ず確認してください。
このCOAについては別の記事で解説しようと思いますが、下の写真のような証明書が本物には必ずついています。

私自身、COA付きのバンクシーの真作とWCPのどちらも保有しているのですが、本物と見比べてみると、細部に多少の違いは見られるものの50センチ離れれば、ほぼ本物と遜色ない作品のように思えます。
本物のシルクスクリーンを持っている人は、本物は倉庫に保管し、より本物に近いWCPのリプロダクションをお手頃な価格で購入し、部屋に飾るコレクターも多いようです。

前述でも記載した通り、バンクシーはPest Control Officeという偽物排除(害虫駆除)を目的とした機関を持っていつつも、バンクシーの作品を勝手にリプロダクションしているWCPについては特に触れておりませんし、WCPに対してリプロダクションを禁止するような動きは見せておりません。
まさかバンクシーの耳にWCPの存在が届いていないわけもありません。

ひょっとするとこのWCPはバンクシーに実は裏でひっそりと認められた機関であり、バンクシーが絡んでいる可能性がありますね。
もし今後このWCPについて、バンクシーがこのWCPについて何かを発表したら、一気にWCPの価値は跳ね上がること間違いありません。
またこのWCPにも作品ごとにシリアルナンバーが付与してあり、世の中に出回る絶対数は限られておりますので、好きなだけ印刷されるわけではありませんので、希少な作品です。

バンクシーが行なった社会実験

私は、このWCPを使って、バンクシーがとある社会実験をしているのではないか?と考えております。
2013年にバンクシーは自らの絵をニューヨークの街中で60ドルで販売するゲリラセールを行いました。

もちろんこのセールは、バンクシーの作品であることは、隠されており、販売している人も普通のおじさんでした。
販売時間は、11時〜18時までの7時間だけ。
街を歩く人は、この作品に見向きもせずに横を通り過ぎていくばかり。

最初のお客さんは、15時半。自分の子供のために2枚の作品を購入。
しかし、値切られたそうで120ドルのところを60ドルで販売。
続いて16時、ニュージーランドからのお客さんでこの人も2枚を購入。
最後に17時半、シカゴから来た男性が、新しい家に飾るために4枚の絵を購入したそうだ。
約7時間の販売でお客さんはたった3人、売れた絵は8枚、売上は420ドル。

バンクシーは、純粋に作品を欲しいと思っている人に販売したいという想いを表現しているようですね。
バンクシー自身、自分の作品を法外な価格で売ることをよしとしていないそうなので、まさにWCPのように、本人の作品ではないが、バンクシーの絵が欲しいが、高すぎて買えない人用に用意したWCPを手頃な値段で買えるように世に出し、「いつかバンクシー本人が絡んでいたんだよ」なんて公表する日が来る気がしています。

もう一つ隠された秘密

もう一つバンクシーがこのWCPに絡んでいるのではないかという情報を持っているのですが、ブログにはあまり書きたくないので、私のTwitterからDMをくださった方だけにお伝えしようと思います。
私はこの情報を知って、WCPを複数枚購入することを決めました。
部屋や事務所に飾ってもよし、資産形成として家に保管しておくもよしです!
あーーーーー、後で買っておけばよかった!!!なんて後悔しないでくださいね。

バンクシー作品をご購入されたい方はご連絡ください!

古物業許可証も持っているちゃんとした会社でバンクシーの本物の作品からWCPまで扱っています。
名指しで作品を指定くだされば、オークションで落としてくることも可能ですし、現時点で私が確保している作品のリストをお見せすることもできます。
バンクシー好きのみなさんに少しでもバンクシーを身近に感じて頂きたく、なるべくリーズナブルな価格お譲りできたらと思います。

作品だけの購入も可能ですし、額装してご自宅に郵送することも可能です。
海外輸送の保険代や送料も込みの値段をお伝えしますので、ぜひご連絡ください。

私のTwitterのDMまでご連絡頂けると嬉しいです!

 

 

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