「何のために貯金しなきゃいけないの?」
「貯金する必要はあるの?」
答えですが、
「貯金は絶対に必要」
です。
なんだかんだ国が助けてくれるだろうとか、会社が守ってくれるだろうとか、いつ死ぬかわからないから今を楽しく過ごしたいとか思っている人はいませんか?
まじでそんなこと思っている人は死にますよ。
今回コロナの影響で国が何も助けてくれないことはおわかりになったのではないでしょうか。
国がしてくれたのは、10万円というお小遣いと、しょうもない給食用のマスクを配ってくれただけです。
もちろん10万円自体はありがたいですが、長い目で見るとほぼ人生に何の影響もないほどの金額です。
そんな国があなたの老後を助けてくれるはずがありません。
だからこそ、自分の身は自分で守る必要があります。
では、なぜ貯金をしなきゃいけないのか。
「人生三大支出に備えるため」
です。
・教育費(私立文系であれば、4年間で600万円以上)
・住宅ローン(30〜35年間のローン返済で数千万円)
・老後の生活費
になります。
これらの支出のひとつひとつを紐解いていきましょう。
人生三大支出に備えると言っても、
教育費と住宅ローンはぶっちゃけどうにかなります。
これらは、まだあなたが働き盛りの若い時の話ですし、お金を借りることだって可能です。
自分の経済状況を見据えた状態で、身の丈にあった選択肢も今ならまだできるでしょう。
教育費に関しては、あなたの子供が大学に行くお金がなければ、さいあく奨学金を借りることだってできます。
住宅ローンに関しても、相当なお金持ちでもない限りは、そもそも借金して買うものです。
しかし、老後の生活費はどうでしょうか?
あなたの老後の生活費を誰かに借りることはできますか?
65歳を過ぎて働くことはできますか?
もちろん定年が伸びるかもしれないなんて言われておりますが、そもそもあなたの身体が保つかすらわかりません。
というより老後なんだからいつまでも働いていたくありません。
要は、教育費や住宅ローンは自分である程度コントロールできますが、老後の生活費はコントロールできないのです。
老後にあなたを助けてくれると期待できるのは、主にこれらの4つだけだと思います。
・年金
・退職金
・遺産
・貯金
どれも不安要素いっぱいのものですよね。
年金は、薄っぺらい金額しかもらえないでしょう。
退職金なんて、企業がちゃんと払ってくれるでしょうか。
その前に倒産する可能性はありませんか?
遺産は、ご家族に期待できますか?今はあっても今後どうなるかわかりません。
自分で今からどうにかできるのは貯金しかありません。
老後2,000万円問題は、まだ記憶に新しいですが、おそらく国の計算は、楽観的な基準で計算しているのではないでしょうか。
私は、2,000万円じゃ全然足りないと思いますし、足りたとしても最低限の生活しかできないと思っています。
まだまだ余生がたくさんあるあなたは、今なら貯金についての考えを改めることが可能です。
数十年後、寒空の中、ダンボールの上で「もっとちゃんとしておけばよかった」なんて後悔しなくても良いように今から準備しておきましょう。
まじで貯金しておかないと死ぬよ?というお話でした。