【毎日おこづかい】貸株サービスで貸株金利(不労所得)をゲット!

【毎日おこづかい】貸株サービスで貸株金利(不労所得)をゲット!

皆さんは貸株サービスというものをご存知でしょうか?

株式投資をやられている人でも案外知られていないような気がします。この貸株サービスは、もちろんデメリットももちろんあるのですが、うまくやれば結構おいしい投資手段で、現に私はこの貸株サービスだけで、生活できるくらいの収入を得ることができています。

貸株サービスとは

貸株サービスとは、自分が保有している現物の株式(信用取引で買付した株式はNG)を、一時的に証券会社に貸出をすることで、それ相応分の金利(=貸株金利)を受け取れるサービスです。株のレンタル料を毎日受け取ることができるイメージです。

※参考:楽天証券

例えば、金利1.0%の銘柄を200万円分貸し出した場合、1年間で2万円を受け取ることができます。しかも、配当のように年間2回などではなく、毎月もらえます。なので、このケースであれば、毎月約1,700円受け取ることができるのです。計算する際は、日割り計算となりますので、売却する寸前まで金利を受け取ることが可能です。

受取貸株金利/日 = 株価 x 貸株金利 ÷ 365日

この貸株金利は、SBI証券の場合であれば、月の初日から末日までの貸株金利を翌月15日に受け取ることができ、余力に反映されます。この余力は、次の投資に回してもいいですし、出金をして現金に換えることもできます。

 

 

貸し出した株は何に使われるの?

上記ではあなたが株を証券会社に貸し出す立場として説明をしました。では、借りた証券会社は何をするのでしょうか?

あなたが証券会社に貸株を行うと、その証券会社はその銘柄を空売りをしたがっている他の投資家に株を貸し出すのです。

例えば、証券会社があなたに5%の貸株金利を支払って株式を借り、他の投資家に7%で貸し出せば、差の2%を証券会社が利益として得られるという仕組みです。

つまり、投資家は株を貸し出せば金利を得られますが、株を借りれば借株料を支払わなければなりません

貸株金利は銘柄によって違う

貸株金利は銘柄によって全然違います。一番安くて0.1%、高いものでは10%を越える銘柄もあります。貸株金利は各証券会社が独自に決めているので、同じ銘柄でも金利は各社で違う場合があります。複数の証券口座をお持ちであれば、どの証券会社で株式を購入し、どの証券会社で貸株を行うかまで見据えてから購入すると良いでしょう。

私が貸株をすること目的として大量に保有していた某銘柄は貸株金利が8%~13%でした。

貸株サービス・貸株金利の特徴

貸株金利は雑所得になる(譲渡所得ではない)

通常、株式を売買した場合に得た利益というのは、譲渡損益として20.315%です。100万円儲けようが、1億円儲けようが20.315%です。

しかし、貸株金利は譲渡損益ではなく雑所得として扱われることになります。つまり、給与と同じように累進課税ですので、貰えば貰うほど所得税率・所得税額が増えてしまいます。サラリーマンの方であれば、確定申告で申告する必要があるので注意してください。課税所得が多い方ですと最大で55%が税金で持っていかれてしまいます。

銘柄の株価が下がれば受取貸株金利も下がる

貸株金利は

受取貸株金利/日 = 株価 x 貸株金利 ÷ 365日

で求められます。

この株価は購入した株価ではなく、その日の終値となります。つまり、株価が下がれば、受け取ることができる貸株金利も下がってしまうのです。

貸株金利の高い銘柄は、将来的に株価が下がる可能性がある

貸株をする目的はなんだったでしょうか?投資家が信用取引で空売りを行う為でした。一般的に、大量の空売りがなされると株価は暴落します。一方で、空売りを買い戻す(=借りた株を返却する)際には、株価はあがります。貸株金利が高いということは、高いコストをかけてまで空売りをしたいわけですから下がる可能性があります。

浮動株数が少ないと貸株金利が上がる

浮動株数というのは、証券市場に出回っている株式の総数ことです。発行済株式総数とはイコールになりませんので、ご注意ください。

例えば、東証一部上場企業のように発行済株式総数が多い場合は、証券市場に出回っている株式の数が多い為、わざわざ投資家に高い貸株金利を支払ってまで借りる必要がありません。なので、貸株金利が低くなる傾向にあります。

一方、マザーズなどの新興市場に上場している企業で、その企業の役員が発行済株式総数の半分以上を保有しているような会社ですと、証券市場に出回っている株式が非常に少ないため、貸株金利が高くなる傾向にあります。

証券会社が倒産したら株が戻ってこない

株を証券会社に貸し出してしまっているわけですから、その証券会社が倒産したら戻ってきません。今の所、証券会社が潰れそうなどという話は聞きませんが、経営不振の証券会社が出てきた場合は、貸出金利を解除した方がいいかもしれません。

まとめ

貸株金利はいかがだったでしょうか?始めてみようと思って頂けたら幸いです。

私の億り人の友人の中には、数千万円分の高金利銘柄を貸株しており、サラリーマンの年収分くらいの金利を毎年受け取りながら遊び呆けている人がいます。是非あなたも挑戦してみてください!

 

 

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